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        <title>地下城</title>
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        <description>自分を綴る言葉の自学自習</description>
        <language>ja</language>
        <copyright>Copyright 2011</copyright>
        <lastBuildDate>Sat, 05 Dec 2009 01:34:37 +0900</lastBuildDate>
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   <title>こまごもり</title>
   <description>いつか私は、知らない場所を歩くのだった。
目にするのは、全く記憶に無いものばかりだ。
今も、まるで見たことの無い、深くて暗い、公園の噴水くらいの大きさの、眠ったような窪地の前で立ち往生している。
そこで、迂回しても、飛び込んでも、あるいは立ち小便とか、埋め立てとか、一切は自由なのだった。
辺りに散らばって私を見ている、ぼんやりした人たち。
見たことのない周囲の建物。
見たことのない電柱。
全く記憶にない看板や鳥や空までも、私を見ているだろうか。
考えあぐねて私は、後ろにいる、おじいちゃんの上半身に聞いた。
この窪地に呼び名はありますか。
こまごもりだよ。
ふうん。
私はおじいちゃんを踏み台にして、くもり空に向かって、高々と舞い上がる。
離れて見るこまごもりは、暖かくてやわらかいのだ。
人々や建物たちは、一様に肩を震わせていた。
こらえながら笑っているのだった。
こまごもりは、恥ずかしがるように広がり、ネオンライトのように色をいくつも変えながら、こんもりと盛りあがるのだった。
私は、盛りあがるこまごもりに向かって落下する。
ところが、こまごもりも同じ速さで落下しているらしく、私はいつまでたっても、受け入れられないのだった。
こまごもりを知っているのに。
　
　
</description>
   <link>http://chikajo.chitoku.net/2009/12/post-16.php</link>
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   <category>詩歌</category>
   <pubDate>Sat, 05 Dec 2009 01:34:37 +0900</pubDate>
   
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   <title>言葉のクロッキー</title>
   <description>60歳目前の生命保険セールスレディ。一度喋り出すと止まらない。自分の喋りに自分で大笑いして、キャハハと銀歯を見せる。彼女の話に反駁すると、いっそう大声で、かつ早口でまくしたてられる。そして、彼女は口で負けると「悪うごさいましたっ」と開き直り、逆に勝つと「ほれみろ」と鬼の首でも取ったかというような態度に出る。常に自分が正しいのだろう、彼女からごく普通の謝罪の言葉を聞いたことがない。自分の非を認めることが出来ないのだ。それによって、我が身の全てを否定されるように感じるのかも知れない。よって常に、彼女は話す相手に対して一方的である。非常に話しにくい人、取り付く島のない婦人、私の母親！


内向的で気が短い。言葉少なく、表情で分からせようとする。苛立ちやすく、苦虫を噛み潰したような顔をしていることが多い。仕事は非常に真面目で、営業職に誇りを持っている。そのためか、家庭内では些細なことに腹を立て、身近なものを投げつけ、妻子を殴り、酔ってわめき散らす。何につけ妻のせいにするが、本人は自分の短気であると分かっている。しかしながら、笑顔の作り方を知らず、家族サービスの方法を知らず、身内に対して営業しない。本音の会話が照れくさく、あえて他人の理解を求めない、それでいて人一倍承認の欲求が強い、「分かってくれ」と決して言えないジレンマの人、私の父親！</description>
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   <category>スケッチ</category>
   <pubDate>Tue, 01 Dec 2009 00:19:12 +0900</pubDate>
   
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   <title>なんちゃってＳＥの不誠実　～引き揚げ</title>
   <description>夜になって、俺は不祥事の発生時にどんなメールを見たのか確認しなければならなかった。該当メールを現場リーダーに知らせるよう指示があったからだ。
ところが、9月12日から13日にかけて、メールの履歴は殆どなかった。
実際、俺はWEBメールにアクセスしたが、そのメールアドレスは転送設定のアドレスで、閲覧しようにもメールはサーバーに残らないのである。ところが、覚えていないものだから、余計な嘘をついてしまっていたわけだ。仕方がないので、該当日の半日ほど前に受信している知人のメールマガジンを該当メールと見做して、現場リーダーにメールを打った。
いずれにしても、業務規約の違反であることは変わらない。ツイてない...、ダンマリ決め込むしかないと観念した。
次の日は夜勤だったが、夕方のミーティング時に俺は招集されず、別室で現場リーダーと時間を潰すことになった。恐らく、この事件に関する注意や事態の現況について語られており、現場の別会社メンバー（発注要員）への配慮などがあったと思うが、俺はすっかり味噌っかすであった。その日の夜勤は、WEBどころかブラウザさえノータッチで過ごした。
翌日、夜勤明けで自宅に戻り、仮眠し終わった金曜日の夕方、現場リーダーから電話が来た。
「今日であなたは現場終了です、連休はゆっくり休んでください」
シフト勤務の現場は、土日も祝日も関係なく、秋の5連休は中2日以外勤務の予定だったが、急に5日間空いてしまった。家族には単に、現場勤務が終了したと伝えた。</description>
   <link>http://chikajo.chitoku.net/2009/11/post-15.php</link>
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   <category>なんちゃってＳＥの不誠実</category>
   <pubDate>Fri, 27 Nov 2009 15:42:04 +0900</pubDate>
   
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   <title>親を恥じる心</title>
   <description>親を恥じる心。
親の体臭を厭う心。
親を見下す心、蔑む心、憐れむ心。
その心はやがて、
親の心をゆがめ、ねじ曲げ、こわばらせ、
おはようの挨拶さえ、
噛み合わず、ぎこちなく、
食卓に会話なく、日常に軽口なく、
親を恥じる心なきあとも、
楽しき団欒の戻ることなし。
正直な心は親を恥じ、家族を失う。
　
　
　
※旧地下城から転載。
2002年5月20日の創作です。家族！かぞく、カゾク...過俗？たかが家族、されど家族！生涯テーマのひとつです。</description>
   <link>http://chikajo.chitoku.net/2009/11/post-14.php</link>
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   <category>詩歌</category>
   <pubDate>Wed, 25 Nov 2009 02:06:53 +0900</pubDate>
   
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   <title>なんちゃってＳＥの不誠実　～全容</title>
   <description>夕方、俺と現場リーダーの二人が、部長に呼び出された。ビルの一階にある喫茶室で、今回の不祥事についての説明と訓示を受けた。
部長によれば、三か月前に社会的にも注目された情報漏えい事件が起きたばかりのこの現場で、起きてはならないことが起きてしまった、と客先では非常に憂慮すべき事態と見做しており、俺の知らない間に社長始め主要役員は謝罪訪問済みであった。
「例えば、盗んじゃいけないという約束があれば、1円だって盗んだら違反なんだよ」と営業部長は力説した。現場全体も意識レベルが低いと、現場リーダーは俺以上に責められているように見えた。
つまり、俺の軽率なWEBメールアクセスが、客先にとっては契約解除を検討せざるを得ないと厳しい評価を受け、会社は役員総出で事態の収拾に奔走し、現場でも俺以外に業務以外でネットにアクセスしていた者はいないか等厳しく追及されているという事態を、先ほどまで俺一人だけ知らなかったのである。
俺は、今回の件を概ね理解し、弁明や言い訳はもとより、殆ど何も言えない立場に置かれていると自覚した。許しを乞う言動さえ打算的で不謹慎であるから、完全な指示待ち状態にならざるを得なかった。
その場は一時間ほどで、俺は現場に戻された。現場では、通常通りの業務が行われていたが、俺に指示や依頼は全くなかった。


続く......</description>
   <link>http://chikajo.chitoku.net/2009/11/post-13.php</link>
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   <category>なんちゃってＳＥの不誠実</category>
   <pubDate>Sun, 22 Nov 2009 02:07:21 +0900</pubDate>
   
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   <title>もうすぐ40歳。。。</title>
   <description><![CDATA[まもなく30代が終わる。
30代の10年間、結婚や転職や子育て、それから出版、退屈な10年ではなかった。
俺の周囲は、それなりに賑やかだったということで、俺は体力が落ちたのと毛が少なくなったこと以外、ほとんど変わらなかった。

ともあれ、最近40代など意識しなかったが、いくつか賑やかになりそうなネタあり。

１．そろそろ謹慎終わり。今まで2ヶ月間座ってるだけだったけど、謹慎の意味だったらしい。。。３年前の、営業職からシステム要員、というような甚だしい変化はないかもしれないけど。
２．<a href="http://kokorogadaiji.jugem.jp/?eid=104">「心が大事」での心理研究会</a>参加予定。村松さんのライフワーク本命、さりげなく本格始動、どんなものになるか、まだ村松さんも分からないので俺は全然分からない。第一回は12月の見込み。
３．勤務先合併。１とかぶるが、体裁は吸収合併で規模は倍強になる。何か面白そうなきっかけがあれば、進んで転がりたい。

これから40代の10年間、恐らく、引っ越しとか第三子など生じる見込み。まだまだ倒れられないのであります。]]></description>
   <link>http://chikajo.chitoku.net/2009/11/40.php</link>
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   <category>地下城</category>
   <pubDate>Fri, 20 Nov 2009 02:57:49 +0900</pubDate>
   
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   <title>げんこつ</title>
   <description>俺のげんこつは、いかつくて、怒ったように角張っている。
お前にげんこつを作らせたら、親指が中に入っていて丸く、下唇を噛んで恥ずかしがっている子供のように見えた。
俺はお前のげんこつになりたい。
　
　
　
※旧地下城から転載。
2001年12月27日の創作です。こういうのを上手に朗読出来ると良いのですが。</description>
   <link>http://chikajo.chitoku.net/2009/11/post-12.php</link>
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   <category>詩歌</category>
   <pubDate>Wed, 18 Nov 2009 01:18:25 +0900</pubDate>
   
</item>
        
<item>
   <title>人民帽</title>
   <description>一人路上の喧燥を離れ 、乱立するビルの屋上に出る。
歩行者天国に凝集している、黒い、 砂鉄玩具のような人間の頭。
秩序なく広がる頭の群れは、 同じく広がる建造物と溶け合う。

風に煽られ、天を見るとき、
自転車に乗り、
人民帽をかぶり、
押し寄せる、灰色の、
灰色の大群衆を夢想する。
「一人位殺したって、分かりゃしない。」
蟻一匹殺すのとどこが変わる？ 命の重さ？何のことだ？

よく晴れた「気持ちの良い」空に腹を立て、 もう一度下界を見下ろすが、
雑多な黒い頭が、激しく脈を打つ、 人民帽が消えない。
何なら、飛び降りてみようか？
　
　
　
※旧地下城から転載。
これも2000年かそれより前の創作です。</description>
   <link>http://chikajo.chitoku.net/2009/11/post-11.php</link>
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   <category>詩歌</category>
   <pubDate>Tue, 17 Nov 2009 01:51:11 +0900</pubDate>
   
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<item>
   <title>なんちゃってＳＥの不誠実　～現場</title>
   <description>夜勤明けの後、二日休んで次の出勤は16日の日勤であった。
出勤するなり、ちょっと話があるから、と通常ミーティングに同席せず、マネージャーに呼ばれるまま面談の体裁となった。そこで、一通のメールのコピーを見せられた。セキュリティ系別部署からシステム部部長に宛てた、違反アクセスの確認指示書とでも言うべき書面で、何人かの主要人物を経てマネージャーに送られてきたものだった。
俺は、三日前の夜勤のことなど全く覚えていなかった。けれども、禁じられた「業務以外の外部アクセス」は心当たりがあるし、メールには俺のIDやアクセス時間とともに、アクセスしたURLが記載されていた。
マネージャーからの確認事項は、本当に俺がアクセスしたか、何時頃アクセスしたか、何か送ったか、送ったなら何か、等々。俺はそれでも思い出せずに、けれどもメール文面に心当たりがあり、多分深夜の時間帯でメールを見たと思います、程度のことしか言えなかった。
マネージャーは、物腰の柔らかい人物で、確認が済むと現場に戻された。俺は、悪気はないし、そもそも記憶もないので、この時点では「やっちゃった」程度の認識しかなかった。
ところが、現場に戻ると、他のメンバーの様子が俺に対してぎこちなく、いつもたいしてお喋りもしないが、この日は目も合わせようとしない。俺の休日中に、何かあったかもしれないと感じたが、それを誰かに尋ねるほど俺は現場に馴染んでいなかったし、暇でもなかった。
そして、その日の夕方には、めったに来ることのない営業部長が現場に来た。

続く......</description>
   <link>http://chikajo.chitoku.net/2009/11/post-10.php</link>
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   <category>なんちゃってＳＥの不誠実</category>
   <pubDate>Mon, 16 Nov 2009 14:50:46 +0900</pubDate>
   
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   <title>なんちゃってＳＥの不誠実　～発端</title>
   <description>今日から８週目、座っているだけの本社待機。初めてではないけれど、不祥事による急な引き揚げだったから、ぐうの音も出ない。
辞めたいなどと我儘も言えず、旧知の社員と談笑するわけにもいかず、ただ恐縮して座っているのである。
　*
発端は、9月12日から13日にかけての夜勤、私のWEBメールアクセスであった。
東京・丸ビル内の金融系客先システム部の現場では、業務以外の外部アクセスを禁じていた。それは別段珍しいことでもないし、現場内の携帯電話利用に制限はなかったので、勤務中の外部との連絡に何の支障もなかった。俺も、なるべくネット利用せずに過ごしてはいた。ただ、厳密なハードウェア上の制限はなかったから、必要があれば、アダルトや掲示板系以外の一般サイトには、いつでもアクセスすることが可能であった。
その環境で、就任4ヶ月、その日の夜勤にて、暇を持て余していた俺は、何の気なしに利用しているホスティングサイトにログインし、普段殆ど利用することのない「携帯表示用WEBメール」という付属機能を開いてしまった。
転送のみに設定しているメールアドレスだったので、単なる稼動確認同様の、一瞬のアクセスであった。馬鹿な話である。わざわざ勤務先でアクセスする必要など、微塵もなかったのである。

続く......</description>
   <link>http://chikajo.chitoku.net/2009/11/post-9.php</link>
   <guid>http://chikajo.chitoku.net/2009/11/post-9.php</guid>
   <category>なんちゃってＳＥの不誠実</category>
   <pubDate>Thu, 12 Nov 2009 02:53:46 +0900</pubDate>
   
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<item>
   <title>春の歌と天井の歌</title>
   <description><![CDATA[
　　無題
ぬれまいと思うや花のいぢらしきしたたる露の宵の春雨

　　無題
天井を見る
天井を見る
寝転んで
生活の大海原に
寝転んで


※旧地下城から転載。
2000年かそれより前の創作で、詩歌らしいものを書いた最初です。「宵の春雨」の方は、ずっと後になって掌編小説に挿入したりして。↓
2006年04月23日__<a href="http://www.hiden.jp/hidenbook/stories.php">春 ～ 在りし日の詩人に捧ぐパロディ</a>　『火星パンダちとく文学』所収]]></description>
   <link>http://chikajo.chitoku.net/2009/11/post-8.php</link>
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   <category>詩歌</category>
   <pubDate>Wed, 11 Nov 2009 01:04:18 +0900</pubDate>
   
</item>
        
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   <title>リライト...億劫は臆病に等しい。</title>
   <description><![CDATA[今まで書いてきた文章で、公開していないものもいくつかある。
それらは、自分で気に入らなかったり、途中で行き詰ったり、文章ゼミでダメ出しくらったりした文章。書き直すのが億劫で、未だに当時のまま眠らせてある。
ところが最近、なんだか書く機会が増えて、ちょこちょこ書きなおしたりするようになった。
そもそもアマチュアの習作であるから、いくらでも書きなおせばいいのである。億劫は臆病に等しい。

ちょうど先日、<a href="http://www.hiden.jp/semi/">掌編小説ゼミ</a>メンバーの輔さんが、執拗に書きなおしをしていた。以前から、ダメ出しの書きなおしを都度されていて、今回も刺激になったのでご紹介。
<a href="http://tasuku2.exblog.jp/12864107/">輔 s-2</a>

同じゼミ10月で、chitokuもダメ出しくらっており、書きなおしと言うほどではないけど、いくらか加筆してみた。
<a href="http://texpo.jp/texpo/disp/27596">先生の知らない少年 (13歳の秘密兵器)</a>

今後、新規執筆よりも"書きなおし"に注力してみたいのでありました。]]></description>
   <link>http://chikajo.chitoku.net/2009/11/post-7.php</link>
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   <category>地下城</category>
   <pubDate>Sat, 07 Nov 2009 03:28:45 +0900</pubDate>
   
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   <title>マンホール</title>
   <description>平日の日中は人通りの多い、住宅街から線路沿いに駅へ向かう通りは、特徴もなければ信号もない退屈な一本道であった。
その道の住宅街側の路肩と、一方通行の車道を白線が隔て、白線に沿って所々にマンホールの蓋が点在していた。その中のいくつかは、寒い季節に湯気を上げるものもあり、ある初冬の早朝、一匹の野良猫がマンホールの上で暖をとっていた。
ひどく静かな明け方で、野良猫を驚かす要素は何もないはずであったが、不意に野良猫は、飛び上がるように住宅街の塀に上った。
野良猫が、閉じていた目を開いて塀に飛び上がるまでの数秒間、野良猫が暖をとっていたマンホールの蓋は、回転していたのだ。
初めに、周囲の溝を埋めていた砂が弾かれ、次の瞬間には風も起きないほど正確な回転が最高速度に達し、蓋が熱を持つ間もなく、何事もなかったように停止したのである。
もちろんそれ以前に、そのマンホールの蓋が回転したことはないし、それ以後も二度と回転しなかった。</description>
   <link>http://chikajo.chitoku.net/2009/11/post-6.php</link>
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   <category>スケッチ</category>
   <pubDate>Thu, 05 Nov 2009 17:16:01 +0900</pubDate>
   
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   <title>丁度良い機会の日に</title>
   <description><![CDATA[作品や作品未満の習作掲載をメインに運営していた当サイト。
ところが、月に1回も更新されないのが現状。
毎日ではなくとも頻繁に更新している<a href="http://d.hatena.ne.jp/chikajo-chitoku/">「深呼吸する言葉」</a>や<a href="http://chitokuchitoku.seesaa.net/">「地下城朗読版」</a>の親サイトでありたいと常々思案。
どうせ更新できないなら、ブログタイプでなくともいいかなと、静的な第七版を検討。
しかしながら最近、諸々の事情により、終日ネット閲覧な日々が続いており、今なら何か書けるかもしれない、とも。
本日、偶然バッタリ文章学校師匠の村松さんと会ったので、丁度良い機会ととらえたのでした。

さて村松さんは<a href="http://www.ryukoart.com/2009/11/03/993">「おかえりバルコ!　第三回【DRAGON ART】祭」</a>というアートイベントを主催、今日は搬入日とのこと。
実はchitokuも去年の4月<a href="http://www.ryukoart.com/2008/03/07/726">「第2回【DRAGON ART】祭　おやすみバルコ！解体スペシャル」</a>というイベントに出品。
すでに、一生に一度の思い出レベル...
それはともかく、展覧会にまつわる私の解けない謎。
なんで値段つけて売るの？という疑問。
これだから、chitokuは絶対に芸術家にはなれない（笑）。でも、売るためにつくるものじゃあないと思っているのです。精魂込めて、真剣につくるものだと思うのです、絵とか造形とか。
その、世界にひとつしかない作品は、書籍や楽譜や演奏などと明らかに違う、物理的な一個。
その稀有な創造物が、お金に換わる...芸術家がそれで食っているというのは分かるけど、食うためにつくってるみたいで、本人嫌じゃないだろうか、とか。
余計なことに気を回しすぎな感ありですが、chitoku出品の際には、他の人に合わせてとりあえず値札に5,000円とか書いたわけで、これは変な感じでした。
もちろん買う人なんていなかったけど。他の人のは何点か買われていて、とても不思議な気がしたりして。
というわけで、疑問の解消されない美術ド素人のカミングアウトなのでした。]]></description>
   <link>http://chikajo.chitoku.net/2009/11/post-5.php</link>
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   <category>地下城</category>
   <pubDate>Wed, 04 Nov 2009 13:52:04 +0900</pubDate>
   
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   <title>近々況々</title>
   <description><![CDATA[こちら、すっかり放置でしたが、全く関係ないことで手が回らなかった訳ではないのです。
言い訳がましいですが、何卒ご容赦ください。
放置のあいだ、これまでの作品整理と、他サイトへの作品掲載、及び「朗読版」準備などしていたのでした。
他サイトへの作品掲載とは、<a href="http://texpo.jp/">テキスポ</a>という文章系サービスサイトを利用したもので、<a href="http://texpo.jp/texpo_book/toc/3823/">短編の「少年もの」をまとめたページ『先生の知らない少年』</a>がメインです。
ただし、詩歌のまとめに着手出来ておりません。なぜなら、テキスポでの小説掲載が、どーもイマイチだから。。。
また、<a href="http://chitokuchitoku.seesaa.net/">「朗読版」とは「地下城」をポッドキャストで！</a>という企画です。
これは<a href="http://kasei.panda.chitoku.net/">『火星パンダちとく文学』PR</a>の知恵を絞っている時に生まれた企画で、取り急ぎアンケート作品を朗読してみました。
こちらも実は、SeeSaaというブログサイトをイマイチと感じています。
むしろ<a href="http://d.hatena.ne.jp/chikajo-chitoku/">「深呼吸」</a>を朗読しようかとも考えて、さらに色々試行錯誤を繰り返しております。
というわけで、ひとまずご報告でした。]]></description>
   <link>http://chikajo.chitoku.net/2009/10/post-4.php</link>
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   <category>お知らせ</category>
   <pubDate>Fri, 16 Oct 2009 01:43:17 +0900</pubDate>
   
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