地下城<新版>について
はじめまして、地下城のchitokuです。
『火星パンダちとく文学』の出版を機に、今までの地下城を捨て「新版」といたしました。
地下城の諸々
- かつての地下城は、詩歌、短編小説、アフォリズムなど、短い文章を中心に掲載。「文芸山脈(2004年頃閉鎖)」という当時大部数のメールマガジンを発行していた同人に参加してから、良かれ悪しかれ、公表を前提として書かれた文章をまとめようという趣旨だったので、それは個人的な習作文集だったわけです。
- 前述「文芸山脈」には「仙人アドバイザー」と呼ばれる後見人?がいて、それがプロ編集者村松恒平氏。以降、職場が近いこともあり、度々事務所を訪問するようになりました。そうして、村松氏のライフワークのひとつ「文章ゼミ」の常連となり、いつからか「文章学校」の案内係をやらせていただいています。
- そもそも、自称詩人であり、最初の頃は投稿詩サイトで目立とうと思っていろいろやっていたのですけれども、萩原朔太郎インスパイヤ系のchitokuは、どこに参加しても場違いっぽく、面白くなく...唯一、大変な刺激を頂いたのがLARAさんの「POETICA IPSENON [ Club LARA ] 」における『道場=空中庭園 (2004.5.14.終了)』でありました。道場終了後、詩作は激減しております。
- 2008年の4月からは、その村松氏の盟友きつかわゆきお氏の主催する「深呼吸する言葉ネットワーク」に、村松氏ともども参加。ちょこっとですがオンデマンド書籍『深呼吸和歌集 No.3「最近、人生について考えると、眠くなる」』に文章を掲載していただきました。
- そして、2009年5月1日、前述村松恒平氏のプロデュースにより『火星パンダちとく文学』という一風変わった書物によって、それまでの創作活動を世に問うことになりました。
- それは、ささやかながら作家デビューとなるわけで、地下において「習作」を重ねていた過去をこれからの踏み台にすべく、地下城の名を残したままの衣替えとなりました。
- サブタイトル「自分を綴る言葉の自学自習」の通り、文章表現すなわち自分を綴る言葉について一層学び、ここに書き記すことでその学びを深めたいと考えております。
平成21年4月chitoku