「理性」=「分裂」?

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行ってきました、「文章秘伝の会」。詩人chitokuとして、強烈な刺激をいただけたのです。
いつもなら課題作文があったけど、今回はその場であれこれゲームをしたのです。これは結構真剣になれました。村松さん曰く「腹から直接言葉を出そうね」。
そういうコンセプトで、3種のゲーム「サントウカ」と「福神漬け」と「ネーミング」が行われたのです。

最初のレクチャーで、興味深いお話しあり。
今回の趣旨というかテーマについて、村松さんのお話によれば、「腹から直接」というのは、「脳ミソで余計にいじらないで」ということ。そうは行ってもなかなか出来ないことなので、今回のゲームでその感覚を捉えてみよう!と。
そのなかで、脳と本能、教育と非教育、不自由と自由等、割とポピュラーともいえる2元論の説明があって、私は余裕顔でフンフンと聞いていたのです。ところが、甘かった!仰天した!いいこと聞いた!

何かと言うと、その2元論の中で「脳ミソ」は「分裂」であり、「腹から」は「統一」であるということが語られたのです!
つまり、私の知ってる2元論で、「主観」と「客観」、あるいは「本能」と「理性」というような文脈では、決まって「カオス」に対して「コスモス」乃至「混沌」と「秩序」あるいは「パトス」に対する「ロゴス」だったわけなのです。
村松さん曰く「動物を考えてごらん、危機を感じたときや獲物を追う時って、考えてないよ。そういう時ってね、何十億もの細胞が一斉に、ひとつのことに集中するんだよね。」

蓋し、名理論。というより、私の認識が、まだまだ甘かったのでしょう。本当に、目からウロコが落ちたのです。
「理性」は「分裂」であり、「本能」こそ「統一」なのだ!

地下城のテーマ「chitoku的なるもの」の探求にとって、新アイテムゲットなのかも知れないのです。例えば「一貫性」という見方を考えると、「脳ミソ」こねて出てきた理屈に、一貫性などあるはずが無い!と思えるし、「俺の考え」なんて日々変化・修正しているけれども、勃っちゃったら、いつもやること同じだし。ちょっと違うか。

ところで「サントウカ」では、種田山頭火や尾崎放哉の自由律俳句をお手本?に、考えずに書く練習。全然うまくいかない。隣の人から回ってきたハイクを見て、インスパイヤされたものを瞬時に書き連ねるということの繰り返しなのですけど、前の人の単語を使ってみたり、前の人の語呂を借りたり。

「福神漬け」は、対象とした相手にピッタリな「コトバ」を贈ってあげるゲーム。やっぱり「腹から直接」が難しく、パッと見て書けない。見てから、年齢とか性別とか背の高さとか、肉付きとかを絡めそうになります。そういう印象の段階はまだ良いのですけど、そこから頭の中で連想ゲームになってしまって、「イカン」と思ってまた相手を見て、でも書けなくてまた見て、コトバを探す。結局、「脳ミソ」使っているのです。

「ネーミング」が最後のゲームだったのですけど、この頃になると少しヤケ気味。いろんな方に、意味不明な命名をして差し上げました。これは「人名」なので、少なくとも具体的なモノやその形容から逃れることが可能でした。私は、カタカナを名前っぽく並べるだけで命名したのですけど、「名前っぽく」というのが、すでに微妙ではあります。名前っぽさに囚われはしたけれども、意外とサラサラ書けました。相手と、私の命名に、一切つながるものは無いのですけど、パッと見てサッ書いたから、意味不明なカタカタ文字の並びの中にも、少しはインスパイヤ残照?みたいなものがあるかも?

なにしろ、面白い会でした。
腹から直接コトバを出す。これって能力?センス?そう考えるのがナンセンス?
畢竟、「chitoku的なるもの」、其の混沌中にこそあるべし!「統一」として見出し得るべし!

コメント(12)

はじめまして。秘伝の会、おつかれさまでした。そのあとの飲みも。名刺見て、来てみました。
会おもしろかったですね。時間が経つほどにじわじわと
腹に腑に落ちてゆくような感覚をのんびりと味わっております。まさに秘伝の会へのインスパイア残照?
いろんなことされてるんですねぇ。面白いので(chitokuさんも含め)また遊びにきます。

おお!さかいさん!
コメント有り難うございます。こんな辺境までchitoku.net を渡っていただいて、誠に恐縮です。
面白いスか?そうか。実は私も面白いと思っています。ハハハ!
また村松事務所でお会いしましょう!

「前の人」、です(笑)。
遅ればせながら、ご挨拶まで。

「1回で済ませろよ」「すみません」。1人ツッコミ&ボケな投稿ですが…
三味線のお話しも伺いたかったです。私、ぜんぜん楽器はできないので、もうそれだけで羨望の眼差し☆
フレットレスってことは純正律…ですものね(確か)。

ハハハ!「前の人」!
先日はどーもでした。帰りの電車で、少し一緒でしたねえ。飲み会では、遥か彼方…
今、紫さんのサイト開きました。一通り拝見、作詞家さんだったとは!今後とも宜しくお願いします。
http://www.geneon-ent.co.jp/music/search/index.html

三行書くのに30分以上かかって、気が付いたらもう一度書き込みいただいてたりして。とほほ。
>三味線
……紫さん、落ち着いて。
三味線の記事はね、同名の人がいた!というネタなのです。だから楽器は何も出来ないし、ましてや三味線など… 恐縮です。
http://www.chitoku.net/mt/archives/000145.html

えっ、あっ、そうなんですか、三味線。
オッチョコチョイ&スットコドッコイで、失礼しました。ぺこり。
いつもこんなで、全然落ち着いてない私です。わはは。

ハハハ。スットコドッコイ!語呂が良い。

>いつもこんなで、全然落ち着いてない私です。わはは。

いや、俺も、俺も。三味線ってことは、chitoku.net 見ていただいたのですよね?そこに如実に表現されているのです。やたらと色々手ェ出して、私も非常に落ち着きの無い男なのです。

えぇ~っ、chitokuさん、すんごい落ち着き払いまくってるように見えましたよん。
人は見かけにヨランのですね。ぅわっほぅ。

ときに、
←この写真、マットデイモンに似てると思うのは、私だけかしら。

骨格?肉付き?・・・>マットデイモン
ホメ殺されたかも。あなただけです。>紫さん
ところで、「秘伝Ⅱ」参加ですか?紫さんとこは、BBS設置しないのですか?あちこち探したけれども…

Ⅱは、たぶん行けると思うのですが、まだはっきりしてないので申し込みをしていないという、まことにフニャフニャな状況になっちょります。

BBSは、設置しない主義なのです、わはは!
管理できないことは目に見えているので…わはははははは!
ぴゅーん…(飛んでいく音。)

ハハハ!初めて見ました、こんなの↓
>ぴゅーん…(飛んでいく音。)

Ⅱにいて、実は俺も申し込んでないのです。定員で締め切りになったあと、万一欠席したりすると、締め切られてしまった人に申し訳ない…とか考えたり。
※BBSは、俺も非設置的考え方だったけど、結局寂しくて。ハハハ。

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★2009年6月末日まで「chitoku TシャツSHOP」にて、カブトTシャツご購入の方に『火星パンダちとく文学』進呈中!⇒お申込みはメールで、Tシャツの注文控えを添付して、chikajoアットマークchitoku.netへ送信してください。(注:Tシャツの返品はご遠慮ください。。。)

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プロフィール

■chitoku(ちとく) 1969年山梨県生。様々な業態、職種で会社員として勤務する傍ら、『文芸山脈』同人を経て「村松恒平 文章学校」の案内係としてメルマガ編集・発行及び「文章ゼミ」運営に参加する。「文集 地下城」は詩歌を含む習作掲載サイト。2009年4月、同門の上野家ぱん駄、火星紳士との合体作品集『火星パンダちとく文学』で掌編小説作家としてデビュー。

火星パンダちとくのちとくです。

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