自信を持て!

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「自信を持て」と言われても、それが持てないから困っているのです。持とうと思って持てるようなものなら、ちっとも困らない。持ちたいときに勝手に持ちます。そうはいかないからこそ、しょんぼりしていて、そちら様には「自信がない」ように見えるのでしょう。
こちらは、自分に自信を持つことが出来ずにいる訳なのです。それなのに、「持て、持て」って、力尽きて溺れそうな者に「泳げ、泳げ」と喚き立てているのと変わりません。
何事かに自信を持っている人は、その事について、すでに体験もしくは経験があるとか、あるいは練習や訓練という疑似体験を繰り返している人なのだと思います。それが無ければ、自信を持つ根拠は無いのです。
ついでに言えば、物事を大雑把に考える人は、ひとつ何かが出来たなら、それに類することも出来てしまうと楽観的な自信を持つようです。逆に、細かく考える人は、ひとつ何かが出来たとしても、日時や場所や関連する人々との関係を無視することが出来ずに、ひとつでも条件が違ったなら、同じようには出来ないと考えるのです。過去の実体験さえ、自信の根拠にはならない!
だから、「自信を持て」と言われて自身を持つ人を、気の毒で残念だけれどバカだと思うのです。もっとも、自信のなさそうな相手を見つけては、したり顔で「自信を持て」と繰り返す大バカ者よりは良い。
自信を持つには、経験を積むより他無いと思います。少しずつ、自信の根拠を固めていくというような積み重ね。そして、経験を積み上げてゆくには、「自信」は邪魔でさえあると思うのです。
つまり、「自信を持て」などという無責任な発言は、今後一切いたしませんし、慎んでいただきたいと思うのです。

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プロフィール

■chitoku(ちとく) 1969年山梨県生。様々な業態、職種で会社員として勤務する傍ら、『文芸山脈』同人を経て「村松恒平 文章学校」の案内係としてメルマガ編集・発行及び「文章ゼミ」運営に参加する。「文集 地下城」は詩歌を含む習作掲載サイト。2009年4月、同門の上野家ぱん駄、火星紳士との合体作品集『火星パンダちとく文学』で掌編小説作家としてデビュー。

火星パンダちとくのちとくです。

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